化粧品づくりのノウハウ!
- 実績
- プロメイクで30数年以上の実績
取り扱いブランド数300以上
- 最小ロット数
- 100個
- 得意分野
- パウダー製品
特許技術多数!
- 実績
- 50年以上の実績
取り扱い社数220社以上
- 最小ロット数
- 500個
- 得意分野
- カラーコスメ
「売れる」までをサポート
- 実績
- 月10万本以上の大ヒット自社ブランド
- 最小ロット数
- 記載なし
- 得意分野
- 記載なし
初めて化粧品開発をされる方にもおすすめの化粧品OEMメーカーをご紹介!
自社ブランドの化粧品を展開する方法のひとつに、OEM(受託製造)があります。化粧品OEMメーカーに依頼すれば、化粧品製造のノウハウを持っていなくても、ブランドコンセプトに基づいたオリジナリティあふれる製品や成分・処方にこだわった化粧品を製造することができます。
しかし、化粧品OEMを検討する際、メーカーの数も多く、それぞれ得意とする製造技術や提供できるサービスもさまざまであるため、
そこで当サイトでは、化粧品OEMを検討している方に向けて、疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
CONTENTS
おすすめの化粧品OEMメーカー5選
株式会社アイーダ
株式会社アイーダのおすすめポイント
-
約1000種類の原料
-
ロット数100個から対応可能
-
手術室レベルの衛生管理
30年以上プロが愛用する化粧品づくりのノウハウ!最小ロット100個から対応
株式会社アイーダの基本情報
実績 | プロメイクで30数年以上の実績 取り扱いブランド数300以上 |
---|---|
最小ロット数 | 100個 |
得意分野 | パウダー製品、舞台メイク製品 |
特徴商品・技術 | 米ぬか発酵エキスシリーズ、美容液内包パウダー、クリーミーモイストパウダー |
原料ついて | 約1,000種類の原料を取り扱い |
国内工場 | 宮城本工場、仙台第一工場、仙台第二工場 |
オリジナルブランド | 舞台屋、レチエ、10ve to(ラブトゥ)、NICI cosmetic |
問い合わせ方法 | 問い合わせフォーム |
株式会社トキワ
株式会社トキワのおすすめポイント
-
カラーコスメが得意
-
処方と容器を同時開発
-
独自の容器設計
カラーコスメのエキスパート!アイデアを具現化する生産技術400以上の特許を取得
株式会社トキワの基本情報
実績 | 50年以上の実績 |
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最小ロット数 | 500個 |
得意分野 | カラーコスメ |
特徴商品・技術 | アイブロウ・アイライナーのオリジナルペンシル容器 |
原料について | サステナブルビューティ原料リストをベースに独自の適合処方 |
国内工場 | 中津川工場、落合工場、瑞浪工場など |
オリジナルブランド | 記載なし |
問い合わせ方法 | 問い合わせフォーム |
株式会社ベイコスメティックス
株式会社ベイコスメティックスのおすすめポイント
-
自社デザイナーによるデザイン開発
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販売促進サポートが充実
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スピード対応・短納期
マーケティングコンサルティング企業による「売れる」までサポートする化粧品OEM
株式会社ベイコスメティックスの基本情報
実績 | 月10万本以上の大ヒット自社ブランド |
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最小ロット数 | 記載なし |
得意分野 | 記載なし |
特徴商品・技術 | 記載なし |
原料について | 記載なし |
国内工場 | 大阪府本社工場 |
オリジナルブランド | esthé-me、カプセルセラム |
問い合わせ方法 | TEL:03-6823-7543 問い合わせフォーム |
株式会社シャンソン化粧品
株式会社シャンソン化粧品のおすすめポイント
-
スキンケア中心
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オーガニック認証に対応
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ナノ®技術を活用
エステティックサロンを全国展開!サロンクオリティの化粧品OEM
株式会社シャンソン化粧品の基本情報
実績 | 年間2,000を超えるOEM製品を試作 |
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最小ロット数 | 1000個 |
得意分野 | オーガニック化粧品 |
特徴商品・技術 | 国際的なオーガニック認証、ナノ®化技術 |
原料について | 石油系乳化剤不使用、紫外線吸収剤フリー |
国内工場 | 所在地不明 |
オリジナルブランド | シャンソニエ、ドナチェーレなど |
問い合わせ方法 | TEL:054-265-7118 問い合わせフォーム |
東色ピグメント株式会社
東色ピグメント株式会社のおすすめポイント
-
オリジナルの粉体原料
-
スムーズな製品開発のための独自システム
-
海外輸出対応可能
カラーボール、多色プレス、表面印刷といった特殊加工にも対応!
東色ピグメント株式会社の基本情報
実績 | 創業70年以上 |
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最小ロット数 | 3,000個 |
得意分野 | カラーコスメ |
特徴商品・技術 | 多色プレス、表面印刷、表面加飾、カラーボール、立体加工 |
原料について | ソフトフォーカス効果や皮脂吸着効果のあるオリジナル化粧品粉体原料 |
国内工場 | 宇都宮工場、矢板工場、岡山工場 |
オリジナルブランド | 記載なし |
問い合わせ方法 | TEL:03-5439-4322 問い合わせフォーム |
【ジャンル別】おすすめの化粧品OEMメーカー
おすすめの化粧品OEMメーカー比較表
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
会社名 | 株式会社アイーダ | 株式会社トキワ | 株式会社ベイコスメティックス | 株式会社シャンソン化粧品 | 東色ピグメント株式会社 |
実績 | プロメイクで30数年以上の実績 取り扱いブランド数300以上 | 取り扱い社数220社以上 | 月10万本以上の大ヒット自社ブランド | 年間2,000を超えるOEM製品を試作 | 創業70年以上 |
最小ロット数 | 100個 | 500個 | 記載なし | 1000個 | 3,000個 |
得意分野 | パウダー製品、舞台メイク製品 | カラーコスメ | 記載なし | オーガニック化粧品 | カラーコスメ |
特徴商品・技術 | 米ぬか発酵エキスシリーズ、美容液内包パウダー、クリーミーモイストパウダー | アイブロウ・アイライナーのオリジナルペンシル容器 | 記載なし | 国際的なオーガニック認証、ナノ®化技術 | 多色プレス、表面印刷、表面加飾、カラーボール、立体加工 |
原料について | 約1,000種類の原料を取り扱い | サステナブルビューティ原料リストをベースに独自の適合処方 | 記載なし | 石油系乳化剤不使用、紫外線吸収剤フリー | ソフトフォーカス効果や皮脂吸着効果のあるオリジナル化粧品粉体原料 |
自社工場 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
オリジナルブランド | 舞台屋、レチエ、10ve to(ラブトゥ)、NICI cosmetic | 記載なし | esthé-me、カプセルセラム | シャンソニエ、ドナチェーレなど | 記載なし |
詳細リンク | もっと詳しく | もっと詳しく | もっと詳しく | もっと詳しく | もっと詳しく |
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化粧品OEMについて
化粧品OEMの基礎知識
オリジナルブランドの化粧品を開発・販売するためには、化粧品OEMメーカーへの依頼について詳しく知っておく必要があります。ここでは、化粧品OEMの基礎知識やODM、PBとの違いについて詳しくご紹介します。
化粧品OEMとは?
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略です。自社で工場を持たない企業・新たに化粧品ブランドを立ち上げたい企業が独自の商品を市場に展開したい場合に、製造の一連の流れを、その技術を持つメーカーに依頼することを指します。
化粧品のOEMにおいては、処方の開発、原料の選定、試作、製造、品質管理まで製造に関する部分を一貫して対応することが多く、依頼者の要望に合わせて原料からのフルオーダー、すでにある原料を組み合わせてオリジナル製品を開発するセミオーダー、既製品のカスタマイズといった製造方法が提供されています。
「ODM」や「PB」との違い
OEMを検討している方が知っておきたい言葉として「ODM」や「PB」があります。
ODMは「Original Design Manufacturing」の略です。OEMと似ていますが、OEMが製品の製造のみ担当することに対し、ODMは製造だけでなく設計・開発も行うという違いがあります。
たとえばODMにおいては、依頼者がイメージする化粧品を伝えると、商品企画から設計、処方、物流、マーケティングなど化粧品開発や販売に関するあらゆることをトータル的にデザインしてくれます。OEMよりも深く商品開発に携わることから、初めて化粧品ブランドを立ち上げる方や、異業種から参入する方にとって心強い存在といえるでしょう。
ただし昨今ではOEMの手法が多様化しており、開発から対応可能なOEMも存在するため、「製品の設計・開発を行う/行わない」という両者の線引きは曖昧になりつつあります。
PB(プライベートブランド)は、小売業者や流通業者が製造業者に委託し、開発したものを独自ブランドとして販売する製品のことを言います。実質的にはOEMとほぼ同じ意味といっていいでしょう。製造のみをPBメーカーに委託するため、コストを抑えることができたり商品の価格を自由に決めたりできるなどのメリットがあります。
化粧品OEMはオリジナルブランドの製造についての部分をメーカーに依頼すること
「OEM」と書かれていてもODMと同等のサービスを提供するメーカーはある
OEMメーカーを利用するメリット
化粧品のブランドを立ち上げる際や新たに化粧品の開発をする際にOEMメーカーを利用すると、さまざまなメリットがあります。
初期投資やランニングコストを大幅に削減できる
OEMメーカーを利用する大きなメリットのひとつとして、初期投資やランニングコストを大幅に削減できることが挙げられます。まずOEMメーカーに依頼すれば自社で工場を持つ必要がないため、大規模な設備投資が不要です。
また製造に関わる人材投資のコストを削減することもできるので、その分の費用を製品開発やデザイン、マーケティングなどにあてられるようになります。特に新規事業として化粧品を販売する場合、新たなブランドや企業として注目してもらうこと、商品を知ってもらうことが重要であるため、広告などにも費用をかけられるようになるのは大きなメリットといえるでしょう。
さらに販売後の管理運営コストを削減することができることから、ランニングコストも効率的に抑えられます。研究開発にかける時間的なコストも大幅に減らせるため、短期間で新商品を発売したいという企業にもメリットは大きいです。
製造・販売のライセンスを取得しなくてよい
化粧品の製造を行う場合は「化粧品製造業許可」、販売する場合には「化粧品製造販売業許可」というそれぞれのライセンスを取得している必要があります。特に「化粧品製造業許可」は資格を保有する人材の配置や、化粧品を製造するための設備や機器を揃えたうえで、薬局構造設備規則第13条に定められた基準に適合していなければなりません。
またライセンスを取得した後も製造の手順や品質管理、検品、在庫管理といった運用についても考える必要があり、当然これらには多くの費用や時間がかかってしまいます。
さらに、「化粧品製造業許可」と「化粧品製造販売業許可」どちらのライセンスにおいても5年ごとに更新しなければならず、条件をクリアしていなければ更新できずに許可を取り消されてしまうのです。
その点化粧品OEMメーカーに依頼する場合、OEMメーカー側がこれらのライセンスを取得、更新していれば自社で取得する必要はありません。製品の販売に専念するためにも、まずはOEMメーカーに依頼するのがおすすめです。
自社にない専門技術を活用できる
化粧品の開発や製造には、専門的な知識や技術が必要ですが、OEMメーカーに依頼することで、OEMメーカーが独自に持つ技術力を活用できるというメリットがあります。
原料配合技術や製造のプロセス、パッケージに至るまで、OEMメーカーの持つ知識を活かすことで、効率的かつ安全で安心な製品を生み出すことができるでしょう。また化粧品OEMメーカーであれば、刻々と変わる最新の美容成分や処方技術も取り入れているため、それを活用した競争力の高い製品を開発することも可能です。
製造量の調整がしやすい
製造量を調整しやすいというのもOEMメーカーを利用するメリットのひとつです。
市場トレンドが変わりやすい化粧品業界では、つねに消費者ニーズに合わせた企画や製造を行っていく必要があります。流れを見て商品のラインナップを増やしていくことが求められるケースもあるでしょう。
OEMメーカーに依頼すれば小ロットから試験的に販売することができ、販売数に合わせて製造数を増やしたり減らしたりできるため在庫リスクを軽減できるのです。
複雑な法規制対応へのサポートが受けられる
化粧品業界には複雑な法規制も絡んでくるため、法律的な知識も必要です。主な法律や規制として「薬機法」「表示規制」「品質管理基準」などが挙げられます。また海外に流通する場合には各国の規制に準拠した製造が求められます。
特に新規参入する企業がこれらのすべてをカバーするためには、知識を持つ人材の確保から行っていく必要があり、管理していくのにも多くの手間やコストがかかってしまいます。その点OEMメーカーでは複雑な法規制への対応サポートを行っているケースが多く、製造から販売までに必要な知識をカバーしてくれるのです。
海外への販売を可能にするための各種認証を取得しているOEMもあり、このようなメーカーに依頼することで販売先の幅を広げられる可能性もあるでしょう。
費用面でも時間の面でもコストを抑えられるのが大きなメリット
ライセンスや法規制についてのサポートも受けられる
化粧品OEMでかかる費用
化粧品OEMを利用する場合にかかる費用の目安や、その内訳を知っておくことも大切です。ここでは、製品別の費用の目安や、内訳、またコストを抑えるためのポイントをご紹介します。
【製品別】費用の目安
化粧品製造にはさまざまな費用がかかりますが、そのなかでも中身(バルク)の相場をご紹介します。ただし原材料などによって費用は異なるので、下記は参考費用としてご理解ください。
基礎化粧品(化粧水、美容液など)
ロット数 | 費用 |
---|---|
100個~ | 20万円~ |
500個~ | 50万円~ |
1,000個~ | 70万円~ |
3,000個~ | 120万円~ |
メイクアップ用品/1,000個あたり
種類 | 費用 |
---|---|
ベースメイク・ファンデーション | 40万円~ |
アイライナー・マスカラ | 50万円~ |
アイブロウ・アイシャドウ | 25万円~ |
BBクリーム・CCクリーム | 60万円~ |
口紅・グロス | 60万円~ |
ヘアケアアイテム(シャンプー・トリートメントなど)
ロット数 | 費用 |
---|---|
100個~ | 20万円~ |
500個~ | 50万円~ |
1,000個~ | 70万円~ |
3,000個~ | 120万円~ |
スタイリング剤
ロット数 | 費用 |
---|---|
100個~ | 10万円~ |
500個~ | 30万円~ |
1,000個~ | 50万円~ |
その他(リップクリーム・ハンドクリーム・香水・まつ毛美容液)
ロット数 | 費用 |
---|---|
100個~ | 10万円~ |
500個~ | 30万円~ |
1,000個~ | 50万円~ |
化粧品OEMでかかる費用の内訳
化粧品OEMでかかる費用の内訳を見ていきましょう。
初期費用
・サンプル代(試作品代)
・パッケージデザイン代
・化粧品容器の版代
・化粧箱の版代
・化粧箱の木型代※必要な場合のみ
サンプルは少量であれば無料で提供してくれるOEMメーカーが多いですが、複数人でテストしたり高額な原料を使用したりする場合は有料となることがあるので事前に確認しておきましょう。パッケージ代はデザイナーに依頼するなど特別な対応が必要な場合に費用が発生するケースが多いです。
また、容器や箱に印刷をする場合、色数に応じて費用が変わります。化粧箱は大きさや形などをオリジナルのものにすると、別途木型代もかかるので注意しましょう。
リピートの際にかかる費用
・化粧品の中身(バルク)
・容器代
・ラベル代、化粧箱代
・包装代、配送代
容器はプラスチックやチューブ容器のほか、ガラス容器なども選べるメーカーもあります。ただしプラスチック容器以外は高額になることがあるので、予算を把握したうえで選びましょう。完成した製品は必ず発送する必要があるため、その費用や段ボール代も請求に含まれます。
コストを抑えるポイント
利益を高めるためには、できるだけ製造にかかるコストを抑えなければなりません。コストを抑えるための方法はいくつかあります。
1つ目は、OEMが提供している既存の容器だけを変更したり、既存処方をベースにバルクをアレンジしたりと既存製品を活かす方法です。OEMメーカーの多くはテンプレートとなるような容器や処方を用意しており、そのなかから最適な組み合わせや色味などを選択して製造するセミオーダーのシステムを導入しています。
この場合、ゼロの状態から開発するのに比べて費用も時間も抑えることができ、小ロットでも製造を引き受けてくれることも多いです。これを利用すれば短期間で販売できるためテスト販売もしやすく、また在庫のリスクも最小限に抑えることができるでしょう。
2つ目は、プラスチック容器を使用することです。高級感や重厚感を演出しやすいのはガラス容器ですが、ガラスの場合プラスチック容器に比べてかなり費用が高くなってしまうことがあります。コスト面を考えるのなら、プラスチック容器での製造を検討するのがおすすめです。
またこれに付随して容器に装着するキャップ選びでも、コストは大きく変わることがあります。さまざまなタイプのキャップがありますが、やはりシンプルな構造のものほど安く、ポンプなど構造が複雑なものほど高くなる傾向にあります。この点も踏まえて容器を検討してみてください。
そして外箱の有無や外箱の色数を検討することも、コストカットに繋がります。外箱なしのシュリンク包装にすればコストを抑えやすく、また色数を減らすほど印刷にかかる費用を抑えられるためコストカットできます。
OEMでかかる費用を把握しておこう
コストカットできる部分を見つけて利益を高めよう
化粧品OEMメーカーで重視したいポイントについて、WEBアンケートを実施!
ここまで、化粧品OEMに関する基本的な情報をご紹介してきました。
では、実際に化粧品OEMメーカーに依頼する際、どのような点に留意すべきでしょうか。解説する前に、世間一般の声を聞いてみました。
「もしも化粧品OEMメーカーを選ぶなら、重視したいポイントは何ですか?」という質問で実施したWEBアンケートの結果を見てみましょう。
第1位は「コストパフォーマンス」でした。
化粧品に限らず、製品を開発して販売するとなると、コストパフォーマンスの観点は欠かせません。 OEMごとに得意とする分野は異なるため、作りたい製品タイプの実績が豊富なOEMに依頼すると良いでしょう。
第2位は「品質の高さ」でした。
時間と労力をかけてオリジナルの製品を開発するということは、既存の製品とは異なる魅力の製品を生み出したいというブランドの使命があるはずです。品質の高さには、ブランドのコンセプトをいかに組み込めるかも関わってきますから、ヒアリング力や提案力の高さにも注目してOEMを選びたいところです。
3位以下はわずかな差でしたが、第3位は「小ロットから対応」でした。
OEMごとに依頼できる最小のロット数というものは決まっています。初めてのオリジナル化粧品開発においては特に、思ったように売れず在庫を抱えるリスクが大きな不安材料となるため、いきなり大量に発注するのではなく、少ないロット数から様子を見つつ発注できるメーカーだと安心ですね。
アンケート結果は以上です。次の見出しでは、これらの結果もふまえて化粧品メーカーの選び方のポイントについて解説します。
化粧品OEMメーカー選びのポイント
化粧品OEMメーカーは全国に多数あるため、どこに依頼すればいいか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。ここでは、そんな方のために化粧品OEMメーカー選びでチェックしたいポイントをご紹介します。
得意分野・技術
ひとことでOEMメーカーといっても、それぞれの得意分野や持っている技術は異なります。たとえば基礎化粧品に力を入れているメーカーもあれば、メイクアップアイテムに高い技術を持つメーカー、オーガニックコスメなどを展開しているメーカーもあるでしょう。
それぞれのメーカーの得意な分野や持っている技術を見極め、自社の作りたい製品を再現してくれるOEMメーカーを見つけることが大切です。まずはこれまでの実績などをチェックし、ニーズを満たしてくれるような実績や技術を持っているかどうかを確かめてみましょう。
最小ロット数
化粧品OEMメーカーごとに、最小で製造できる個数、つまり最小ロットが異なります。また製造するアイテムによってもその数は変わることがあるので、自社で販売したいアイテムの最小ロット数も必ず確認しておきましょう。
特に業界に新規参入する企業で、少ない数から販売して様子を見たいという場合は100個~などの小ロットに対応しているOEMメーカーに依頼すると安心です。在庫リスクを最小限に抑えられることはもちろん、短期間での製造が可能であることからスピーディに販売までこぎつけることができます。
アフターフォロー
販売するまでだけでなく、販売してからのアフターフォローが充実している化粧品OEMメーカーを選ぶことも大切です。特に化粧品を扱う場合、製造や販売に関する複雑な法規制や専門的な知識が必要とされるため、それらも含めたフォローをしてくれると安心です。
また化粧品のトレンドや最新技術を素早く取り入れて提案してくれるなど、初めて化粧品販売をする企業でも不安を感じない対応をしてくれるメーカーを利用しましょう。
自社工場の有無
OEMメーカーには、自社工場を持っているメーカーとそうでないメーカーがあります。自社工場を持っている場合、品質管理や製造などを一貫して行ってくれるため、余計なコストを抑えることができたり意思疎通がしやすかったりなどのメリットがあります。
逆に自社工場を持たないOEMメーカーの場合、外部工場と連携するためより幅広い商品を取り扱うことができるという点で優れていますが、やはりコストが掛かりやすく、関係者が増えるため納期も長くなってしまいがちです。これらの点を踏まえて、一貫対応できる自社工場を持っているメーカーがおすすめです。
自社のニーズを叶える技術を持っているメーカーに依頼しよう
自社工場で一貫対応してくれ、アフターフォローまで充実しているメーカーがおすすめ
オリジナルブランドの立ち上げ方(商品開発の流れ)
初めてオリジナルブランドを立ち上げる場合、どのように進めていけばいいか悩んでしまうという方も少なくありません。ここでは、これからブランドを始める方のために商品開発の流れをご紹介します。
商品企画
はじめに行うのは商品企画です。このステップでは市場動向やトレンド、ニーズなどを踏まえたうえでターゲット層の選定やコンセプト、商品の完成イメージなどを考えていきます。イメージを伝えるとOEMメーカー側から商品の提案を行ってくれるケースもあります。
原料選定
商品の内容がある程度決まったら、原料の選定を行います。処方のベースや成分、またテクスチャや色味、香りなどから実現したい化粧品を絞っていきましょう。原料や成分などについてはOEMメーカーが最適なものを提案してくれるので安心です。
試作品(サンプル)検討
原料が決まれば、次に試作品の検討を行います。このステップでは実際に処方をした化粧品を使用しながら、改良したい部分などを検討していき、希望するものに近づけていきます。また化粧品自体だけでなく製造工程などについても細かく調整し、より適した方法を採用できるようにしてくれるメーカーもあります。
最終決定
試作で理想とするものが完成すれば、最終決定となります。原料などの組み合わせがオリジナルのものであれば、安全性や安定性の試験などが行われることもあるので、事前に確認しておきましょう。容器や資材なども決定し、パッケージデザインの制作も行います。
受注・製造
すべてが決定すると見積書が作成され、その内容で問題がなければ受注(依頼者側が発注)となり、製造開始です。完成した製品は厳しいチェックが行われ、問題のない製品のみが指定の場所に出荷されます。
納品・アフターフォロー
製品を受け取れば、発売開始できる状態です。OEMメーカーによっては、製品のリニューアルやパッケージ変更など、アフターフォローを行ってくれるケースもあります。なにか不安や要望があればメーカーに相談してみましょう。
商品開発の流れをチェックしておこう
はじめにメーカーに流れを確認しておくのもおすすめ
化粧品OEMで理想のオリジナルコスメブランドを立ち上げよう!
自社のブランドで化粧品を販売したいのなら、すでに技術や知識、ライセンスを持っている化粧品OEMメーカーに依頼するのが安全かつ安心です。数多くのOEMメーカーがありますが、保有している技術や得意な分野などを見極めながら、自社に最適なメーカーを見つけてください。
【PR】小ロットOK!株式会社アイーダの徹底した品質管理と対応力の高さに迫る!

初めての化粧品開発、リスクは最小限にしたい!
経験のない企業が化粧品業界に参入する際には、化粧品OEMメーカーへの依頼がおすすめです。しかし多くのOEMメーカーは製造の最小ロット数が1,000個~などと設定されており、初めてブランドを立ち上げる方にとってはリスクが大きいと感じてしまうこともあるでしょう。
【Q&A】化粧品OEMについて、よくある質問
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Q 依頼してから納品までにどのくらいの時間がかかりますか?A OEMメーカーのサービス内容によって異なりますが、化粧品であれば3〜6か月が一般的です。納期は中身の処方、容器、原料の調達スケジュール、試作の回数など、さまざまな要素に影響され決まります。
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Q 医薬部外品と化粧品とで開発に違いはありますか?A 基本的に化粧品と開発フローは同じですが、医薬部外品の商品化に際しては別途厚生労働省に申請が必要となるため、化粧品に比べて開発期間は長くなります。最短でも1年はかかると見ておいた方が良いでしょう。
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Q 化粧品OEMは個人でも利用できますか?A 個人事業主でも利用可能な化粧品OEMメーカーはあります。ただし、化粧品販売は薬機法を遵守し販売する必要があり、ある一定の責任を負える立場での販売が相応しいという理由から、法人でなければ取引ができない会社もあります。
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Q 化粧品製造業許可と化粧品製造販売業許可を持っていなくても大丈夫ですか?A 許可を持たない個人または法人が販売することは法律で禁止されていますが、化粧品OEMメーカーが製造販売元になることで、化粧品を販売することが可能になります。
【その他】化粧品OEMメーカー一覧
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エストラボは、美容のプロフェッショナル向 ....
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大阪市城東区に本社を構える美粧ケミカルは ....
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三鳩化学工業は、長年にわたり洗顔フォーム ....
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山田製薬は、化粧品OEM業界で高い品質基 ....
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