オリジナルの化粧品ブランドを立ち上げるときに、OEMを検討している人もいるでしょう。ただ、最小ロット数が多い場合、イニシャルコストが多くかかってしまいます。これにより、OEMをためらってしまう人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、小ロットから対応しているおすすめの化粧品OEMメーカー3選を紹介します。
初心者にもおすすめな小ロット対応に強いOEM会社
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株式会社アイーダ

| 会社名 | 株式会社アイーダ |
|---|---|
| 住所 | 【本社】 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビル7階 |
株式会社アイーダは、東京都新宿区に本社をかまえる、小ロットから対応しているOEMメーカーです。国内に複数の工場があり、条件に合ったOEM品を製造することが可能です。
100個程度の試作ロットに対応
一般的なOEMの場合、数千個単位での発注が必要なケースがほとんどです。そのため、とくにスタートアップ企業にとってはハードルが高くなりがちです。これからオリジナルの化粧品ブランドを立ち上げるにあたり、まずは少ないロットからはじめたいと思う方がほとんどではないでしょうか。
そこで、株式会社アイーダは100個程度の試作ロットに対応しています。そのため、スタートアップ企業に優しいといえます。
また、株式会社アイーダは、映画や舞台などで使用されるプロのメイク用品を開発しており、クオリティの高いOEM品の製造が可能です。メイクやスキンケア、ヘアケアなどすべてに対応していることから、さまざまな条件に合ったオリジナル商品の製造ができます。
試作ロットに対応しているので、初期のマーケティング調査をおこないたい場合にもぴったりのOEMメーカーです。
あらゆる容器に対応可能
株式会社アイーダは、あらゆる容器に対応しているのが特徴です。一般的なボトルはもちろん、チューブや詰め替え用パウチにも対応しており、さまざまなニーズに対応しています。
また、充填量についても1mL〜5Lまで対応しているので、容量も自由に選択できるのが株式会社アイーダの魅力です。容器の素材については、ガラスやプラスチックなどを選択できるので、充填したい液剤に合わせて選択できます。
株式会社LOTTZ

| 会社名 | 株式会社LOTTZ |
|---|---|
| 住所 | 【本社】〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田2-8-11-3F |
| TEL | 06-4862-7570 |
株式会社LOTTZは、大阪府大阪市北区に本社をかまえるOEMメーカーです。小ロットに対応しており、サプリやコスメなどのOEM製造を得意としています。
100個からOK!セミオーダーセラムをリリース
株式会社LOTTZでは、通常のOEM製造に加え、セミオーダーセラムというサービスを展開しています。株式会社LOTTZのセミオーダーセラムは最小100個から発注でき、最短納期が約2週間です。
セミオーダーセラムとは、中身や容器、化粧箱を共通のものを使用し、ラベルを自社のオリジナルのものに変更するサービスです。セミオーダーのOEMであることによって製造コストを抑えることができるほか、最小ロット100個に対応しています。
イニシャルコストを抑えられるので、これからオリジナルの化粧品ブランドを立ち上げたい人にぴったりです。
製造個数に関係なく高品質
株式会社LOTTZは、製造戸数にかかわらず、安定して高品質な商品の製造をおこなっています。医薬品も製造している工場であり、衛生管理や品質管理を徹底していることから、常に安全を意識して製造しているのです。
また、機能性表示食品の届け出サポートもしてくれます。これにより、ワンストップでハイクオリティな商品を展開できるのが魅力です。
株式会社ハピネス

| 会社名 | 株式会社ハピネス |
|---|---|
| 住所 | 【本社】〒170-0011 東京都豊島区池袋本町4-12-6 |
| TEL | 03-3984-2073 |
株式会社ハピネスは、東京都豊島区に本社をかまえる、OEM製造に対応している企業です。これまでの経験と実績を活かして、さまざまな提案をしてくれます。
小ロットから生産可能
一般的なOEMの場合、数千以上のロット単位で発注が必要になります。しかし、株式会社ハピネスでは200本程度の小ロットに対応しています。
株式会社ハピネスでは60Lの製造釜を設けているので、300mLのコスメ商品であれば約200本の製造が可能です。小ロットに対応しているので、試作品を作ったり、試供品を作ったりできます。
このことから、スタートアップ企業にぴったりのサービスといえるでしょう。
香り・デザインが豊富
株式会社ハピネスでは、数多くの香りを揃えています。たとえば、自社販売もおこなっているアロマシャンプーの場合、52種類の香りから選択できます。
さらに、より多くの種類を増やすために日々検証をおこなっているのも、株式会社ハピネスの魅力といえるでしょう。
また、オリジナルラベルにも対応しています。シャンプーやトリートメントなどのスキンケアについては、オリジナルラベルを貼り付けての出荷が可能であり、オリジナル商品を製造できます。
化粧品OEMの小ロットは何個から?製品別の最小ロット比較
化粧品OEMの小ロットは、100〜1,000個程度から依頼できます。業界で多い最小ロットは3,000個です。1,000個未満に対応するメーカーは、まだ多くありません。
最小ロットが決まる主な理由は、製造設備と資材の仕入れ単位です。原料を混ぜる釜には、安定して混ぜるための最低量があります。充填の前には、ノズル交換や洗浄も必要です。この準備の手間は、作る数が少なくても同じだけかかります。
OEMマッチングサイト「OEMプロ」の登録メーカーで、ロット別の対応状況を見てみましょう。3,000個以上なら50社以上が対応していて、開発の自由度にも基本的に制限はありません。1,000〜3,000個未満では、対応できるのは10〜20社程度です。この範囲では、容器やパッケージに制限が出てきます。
500〜1,000個未満になると、対応メーカーは5〜10社程度です。100〜500個未満では1〜5社程度まで減ります。どちらの範囲も単価は高くなり、容器・パッケージ・処方に制限があります。
最小ロットは、製品の種類でも変わります。固形石けんやネイルは100個から作れるのが目安です。化粧水・美容液・乳液・クリーム・リップは500個からが目安です。シャンプーや入浴剤は1,000個から、メイクアップ(色物)や医薬部外品は3,000個からが目安です。
もう一つ確認したいのが、容器のロットです。バルク(容器に詰める前の中身)は300個で作れても、容器は1,000個単位でしか仕入れられないことがあります。容器に色を付ける場合は、3,000本からになるケースもあります。
依頼を考えている方は、まず作りたい製品の最小ロットを確認しましょう。そのうえで、中身と容器の両方の発注単位をメーカーに聞いておくと安心です。
化粧品OEMの小ロットで依頼するときの費用と初期費用の内訳
化粧品OEMの小ロットにかかる費用は、化粧水や美容液などが100個で20万円前後からが目安です。総額は抑えられますが、1個あたりの単価は大量生産より高くなります。
費用は「初期費用」と「製造費用」の2つに分かれます。初期費用は、最初の1回だけかかる準備のお金です。製造費用は、作るたびにかかるお金です。
初期費用の中心は、処方開発費と試作費です。処方開発費は、成分や使用感を決めるための費用です。既存の処方をもとにすると、この費用を抑えられます。試作費は、サンプルを作る費用です。少量なら無料のメーカーも多いですが、試作の回数が増えるほど費用もかさみます。
デザインや印刷にも初期費用がかかります。パッケージデザインを外部に任せる場合は、デザイン費が別にかかります。版代は、容器や箱に印刷するための版の費用で、色数に応じて増えます。オリジナル形状の箱を作るときは、木型代も必要です。
製造費用には、中身の原料費、容器・ラベル・化粧箱の費用が含まれます。製造作業や、容器に詰めて包装する作業の費用もかかります。初期費用は、同じ仕様でリピート製造するときにはかかりません。2回目からは、製造費用だけで作れるのが一般的です。
基礎化粧品の総額の目安は、100個で20万円から、500個で50万円からです。1,000個なら70万円から、3,000個なら120万円からが目安になります。
化粧品OEMの小ロットのメリットと注意点
化粧品OEMの小ロットの最大のメリットは、少ない予算とリスクでブランドを始められることです。一方で、単価の高さや選べる仕様の少なさには注意が必要です。
1つ目のメリットは、初期投資を抑えられることです。総額が小さいため、個人やサロンでも始めやすくなります。2つ目は、在庫リスクが減ることです。売れ残りや保管費用、時間がたつことによる品質の劣化を防げます。3つ目は、テスト販売ができることです。本格的に展開する前に、お客様の反応を見て改良に生かせます。
注意点として最初に挙げたいのは、1個あたりの原価が高くなることです。東洋新薬によると、100個と1,000個ではバルクだけで1個あたり数百円の差が出ます。資材やデザイン費を含めると、100個製造で1個1,000円以上かかるのも珍しくありません。
次に、容器や原料の選択肢が狭まる点です。容器は1種類あたり約3,000個での製造が適正とされています。小ロットでは、OEMメーカーが用意した容器から選ぶことが多くなります。
品切れによる販売機会の損失にも気をつけたいところです。化粧品は製造期間が長く、追加で発注してもすぐには届きません。売れ行きが良いときほど、早めに追加発注しておきましょう。
まとめ
OEM製造を検討するときに、ロット数がハードルになって悩んでしまう人もいるでしょう。というのも、一般的なOEMの場合、数千個単位での発注が必要となるケースが多く、スタートアップ企業にとっては高いハードルとなってしまうのです。しかし、今回紹介した3つの企業は、いずれも小ロットに対応しています。中には50個からの製造に対応している企業もあり、イニシャルコストを抑えてオリジナル商品を作ることが可能です。メーカーによって特徴が異なるので、OEM製造を検討している方はぜひ今回の記事を参考にしてください。