オリジナル化粧品ブランドは個人で始められる?化粧品OEMの活用法とは

公開日:2025/02/20
個人 ビジネス

自分好みの化粧品は手作りも可能です。自分が納得できる化粧品を作って、たくさんの人に使ってほしいと考えている人もいるでしょう。オリジナル化粧品ブランドは、個人で始める方法があります。しかし、どうすればビジネスにできるかわからない人もいるはずです。そこで今回の記事では、化粧品OEMの活用法について解説しましょう。

個人でもオリジナル化粧品ブランドを始められる!

SNSなどが発達したこともあり、個人でもオリジナル化粧品は販売できます。オリジナル化粧品は、どのようにビジネスとしてブランド化できるのでしょうか。

新規参入しやすいビジネス

従来は百貨店などにお客さんが出向き、化粧品を購入するのが一般的でした。また、エステサロンや訪問販売を通じて化粧品を購入する方法もありました。

しかし、最近ではネットで化粧品を購入するお客さんが増えています。化粧品ビジネスは、資本が少なくても参入しやすい分野です。

また、化粧品は毎日使用する必需品であり、最近ではメンズ化粧品の市場も拡大しています。そのため、化粧品販売は一定の売上が確保しやすいビジネスといえます。

化粧品製造の技術が向上しSNSも普及

自分の肌に合う化粧品や、環境に配慮した化粧品など、お客さんが化粧品を選ぶときのポイントも多様化しています。化粧品に対する関心度が高まっているため、お客さんが新しい化粧品ブランドに移行しやすいという特徴もあります。

さらに、技術の進歩によって少数ロットでの製造も可能となりました。SNSによるダイレクトマーケティングを活用すると、個人でも成功するチャンスがあります。

化粧品OEMを利用するのが便利

化粧品を販売するときは、化粧品製造販売業許可を取得する必要があります。また、化粧品を製造して販売する場合は、化粧品製造業許可と化粧品製造販売業許可の両方を取得する必要があります。

しかし、個人でこれらの許可を取得するのは手間がかかります。また、化粧品の製造設備を導入するのも多額の費用がかかります。

そこで、化粧品OEMメーカーを利用する方法がおすすめです。OEMはオリジナル製品製造業者を意味するOriginal Equipment Manufacturingの略で、委託者の仕様にもとづいて、製造するビジネスモデルのことです。

化粧品OEMを活用すると、オリジナル原料の研究開発から、新処方、パッケージの手配も対応してくれます。さらに、薬機法にそった表示のアドバイス、製造、物流までサポートしてもらえるので安心です。化粧品の中身もパッケージも、世界でひとつだけの商品が実現できるでしょう。

オリジナル化粧品ビジネスを始めるにはどんな準備が必要?

化粧品OEMを活用すると、オリジナルコスメの開発から製造までサポートしてもらえます。ここでは、オリジナル化粧品ビジネスを始めるために必要な準備について説明します。

コンセプトを固める

どんな化粧品を作りたいのか、コンセプトを考えましょう。抽象的なコンセプトではなく、具体的に考えることが大切です。

まずは、どんなお客さんをターゲットとするのか考えましょう。そして、そのターゲットのどのようなニーズに対応できる商品にするのか決めてください。

たとえば、乾燥肌に悩む30代女性向けに、保湿性が高い自然素材の化粧品を作る、というように具体的なコンセプトを決めます。

商品の価格と利益率を決める

オリジナル化粧品をいくらで販売するかは悩むところです。製造や販売にかかるコストを計算してから、販売価格を決めようとする人もいるでしょう。

しかし、まずは商品の販売価格を検討してください。ターゲットとするお客さんが、いくらなら買ってくれるかを考えます。

まずは、利益率が少なくてもよい商品を販売するのがおすすめです。そして、売上が上がってきた場合の利益率を予測してください。すると、製造や販売に必要な予算も計算できます。

化粧品OEMを活用しよう!相談するときのコツは?

オリジナル化粧品を販売するなら、化粧品OEMを活用する方法がおすすめです。商品のイメージやアイディアについて、担当者としっかり打ち合わせしましょう。

ここでは実際に化粧品OEMに相談するときのコツについて説明します。

化粧品OEMの実績を確認

イメージしている化粧品を実現できる開発力があるか、確認しましょう。

また、希望するロット数に対応するかも確認してください。製品化までどのようなフォロー体制が整っているかも重要なチェックポイントです。

具合的なコンセプトを伝える

販売したい商品のコンセプトを明確に伝えることが大切です。まずは、どのようなお客さんに向けて、なにをアピールしたいかを具体的に決めてください。

使用者の性別や年齢層、職業などを絞る必要があります。たとえば、乾燥に悩む30代女性に向けて保湿性が高い商品を販売する、というように具体的なコンセプトをもちましょう。

これなら、化粧品OEMのスタッフも商品作りに必要なものがわかり、市場動向をふくめて提案しやすくなります。よりスムーズに相談が進むでしょう。

まとめ

近年では化粧品に対する消費者のニーズも多様化し、さまざまな肌悩みに応える商品が登場しています。近年は開発技術も進歩し、個人でもオリジナル化粧品を販売できるようになりました。初期投資を抑えたい人や、商品が売れずに在庫を抱える不安がある人は、化粧品OEMの利用がおすすめです。大きなコストや手間をかけずに、化粧品ビジネスを開始できます。納得できる化粧品を作り、自信をもってお客さんにすすめられるでしょう。

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