夢のコスメブランド立ち上げ:知っておきたい資格と準備とは

公開日:2025/02/21
資格と準備

昨今は、法人だけでなく個人もコスメ業界に参入するケースが増えつつあります。ただ、実際にはコスメを製造する設備の導入や、専門知識がないことで悩んでいる人もいるでしょう。そこで、今回はコスメを販売する方法に加え、コスメブランドを立ち上げるために必要な資格や準備について紹介します。

コスメを販売するための3つの方法

「憧れのコスメブランドを立ち上げようと思っているものの、具体的にどうやってコスメを販売すればいいかわからない」という人も多いでしょう。ここでは、コスメを販売する主な3つの方法について紹介します。

OEM・自社工場で製造開発する

まずは、オリジナル化粧品をOEMや自社工場で製造開発する方法があります。OEMは”Original Equipment Manufacturing”の略称であり、他社ブランドの製造をおこなうといった意味です。

OEMに対応した工場に、予算やコンセプト、こだわりなどを伝えて代わりに製造してもらう方法となります。

OEMの場合、自社工場を持つ必要がないので、イニシャルコストを抑えられるメリットがあります。ただし、すべての工場がOEMに対応しているわけではないので、事前にどの工場が対応しているかを調べておかなければなりません。

一方、自社工場で製造開発する方法の場合、試作品のテストや微調整などをしやすいといったメリットがあるでしょう。ただ、一から自社工場を設けるのはコスト的にも難しいことが一般的です。

とくにスタートアップの場合は、自社工場を持てないケースが多いでしょう。したがって、まずはOEMを活用するのがおすすめです。

海外からの輸入販売

2つ目の方法は、海外からコスメを輸入して販売する方法があります。日本市場のニーズをしっかりとリサーチしたうえで海外から化粧品を仕入れて、日本国内で販売するといった方法です。

ただし、コスメ商品は輸入手続きが難しいケースが多いことから、しっかりと規定や規則を勉強しておくことが大切です。とくに、薬機法については十分に確認しておきましょう。なお、海外から輸入する場合は品質や在庫管理を徹底しておこなうことがポイントとなります。

他社製造のコスメ商品の代理販売

3つ目の方法として挙げられるのが他社が製造したコスメ商品を代理で販売するといった方法です。信頼できる供給元を見つけられれば、安定して商品を販売できるようになります。

仕入れや在庫管理を徹底することはもちろん、物流についてもあらかじめ計画を立てておくことで、スムーズな販路作りができます。

コスメブランド立ち上げに必要な準備とは

コスメブランドを立ち上げるのに必要な準備として挙げられるのは、まず市場調査とコンセプト作りです。新たにコスメブランドを立ち上げるときは、どのようなニーズがあるのかをしっかりと調査することが大切です。

さらに、競合商品をチェックして価格帯や訴求したいポイントなどを徹底的に調査することが必要になります。そして、コンセプト作りも非常に重要です。

高級路線でいくのか、リーズナブルな価格設定にするのかや、年齢層などのターゲットを絞ってコンセプトを策定するのが大切です。市場調査やコンセプト策定が終わったら、原料や成分の選定をおこなっていきます。

ターゲットを決めてニーズに合った商品を作るためには、どのような原料や成分を含めるかを選定していかなければなりません。OEMであれば生産を担当する工場と打ち合わせをしたり、自社工場であれば開発担当者と相談したりしながら決めましょう。

そして、原料や成分が決まったら、次に製造パートナーを決める必要があります。原料や成分を選定するときに、あらかじめ製造パートナーと相談しながら決めているのであれば問題ありません。

しかし、独自で原料や成分を選定した場合は、それらの原料を使って商品を作ってくれるパートナーを探す必要があります。また、製造業者によって見積り金額に違いがあるケースもあることから、可能であれば複数の業者から見積を取るのがいいでしょう。

コスメブランド立ち上げに必要な許可・資格

コスメブランドを立ち上げるなど、化粧品ビジネスをはじめるときは、いくつか取得しなければならない許可や認定があります。代表的なのが、化粧品製造販売業許可です。

化粧品製造販売業許可を受けるには製造管理者と品質管理責任者を任命する必要があります。そして、定められた基準に満たすことで許可を取得することが可能です。

そのほか、化粧品製造業許可については、自社でオリジナルのコスメ商品を製造する場合に必要です。他社コスメ商品を販売する場合は、化粧品製造業許可の取得は必須ではありません。

ただし、海外から化粧品を輸入して販売するときは化粧品輸入販売業許可が必要です。輸入したコスメ商品が日本の法律に沿っているものか確認するために必要な許可であり、輸入管理者の配置が義務付けられています。

まとめ

コスメ商品を立ち上げるときは、市場調査を徹底的におこないニーズを理解することが大切です。そして、コンセプト作りをおこない、ターゲットやコンセプトに沿った原料を検討していかなければなりません。そして、選定した原料を使ってコスメ商品を製造してくれる製造パートナーを探す必要があります。業者によって納期やコストなどに違いがあることから、できれば複数の業者に相談したほうがいいでしょう。なお、化粧品ビジネスをはじめるときは、化粧品製造許可や化粧品輸入販売業許可といった資格が必要になるケースがあります。該当する許可を必ず取得して、コスメブランドを立ち上げましょう。

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