
自社ブランドの化粧品を展開するには、専門知識や厳しい品質管理が求められるため、自社のみで対応するのは容易ではありません。そこでOEMメーカーを活用すれば、専門的な知識や設備がなくても、高品質なオリジナルスキンケア商品を開発・販売できます。この記事では、スキンケアOEMメーカーでおすすめの会社を厳選し、紹介しています。
株式会社アイーダ

会社名 | 株式会社アイーダ |
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住所 | 【本社】〒160-0022 東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビル7階 |
アイーダは、1984年の創業以来、プロのメイクアップアーティストの要望をもとに製品を開発し、映画や演劇の舞台を支える化粧品メーカーとして成長してきました。現在では、スキンケア、メイクアップ、ヘアケアなど幅広いジャンルの製品を製造しています。
東北地方最大級の工場を有する
アイーダの開発拠点は、広大な東北の地に構えられています。処方の開発から製造、充填、包装、品質管理にいたるまですべての工程を一貫して管理するとともに、厳しい品質基準をクリアした製品を生み出しています。
さらに、国際的な品質・安全基準であるISO22716(化粧品GMP)に準拠しているので、安全性と品質が保証された製品を、安定供給することが可能です。
熟練のスタッフがていねいに仕上げる
製造ラインにおいても、高い技術力が発揮されています。充填工程では、ジャー容器、チューブ、ボトル、パウチなど、多様な容器に対応できる5つのラインを設置し、1mLから5Lまでの製品を柔軟に充填できる体制が整っています。
また、ローションからクリームまで、幅広いテクスチャーの製品にも対応可能です。さらに、充填後の包装工程では機械化された作業と手作業を組み合わせることで、細部までていねいに仕上げられる高品質な製造を実現しています。
株式会社セントラル・コーポレーション

会社名 | 株式会社セントラル・コーポレーション |
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住所 | 【本社】〒700-0975 岡山県岡山市北区今2丁目9-12 セントラルビル |
TEL | 086-244-2263 |
セントラル・コーポレーションは、スキンケアOEMメーカーとして40年以上の歴史をもちます。リフティング化粧品やアンチエイジング化粧品をはじめ、スキンケア・ヘアケア・エステ業務用製品など、幅広いOEM製造に対応しています。
100個から対応可能
セントラル・コーポレーションの強みは、100個からの小ロットOEM製造を実現した点にあります。従来の化粧品OEMは、最小でも1ロット3,000本以上を最低数とするのが一般的であり、新規参入者にとっては大きなハードルとなっていました。
しかし、セントラル・コーポレーションは、この業界慣習を打破して100本からとし、低リスクでのブランド立ち上げを実現しました。また、セントラル・コーポレーションの小ロットOEMは、希望小売価格の約20%以内のコストで製造が可能です。
100個製造したうち20個を販売するだけで原価を回収できるため、初期投資の負担を大幅に軽減できます。100個という少量であれば、広告を活用しなくても販売しやすいです。これにより、在庫リスクを最小限に抑えながら、自社ブランドを確立できるでしょう。
起業時に必要なサポートがそろっている
セントラル・コーポレーションは、独自の協力体制により、新規参入を考える企業や個人を強力にサポートしています。たとえば、ヒト幹細胞などの差別化原料を使用して他社との差別化を図るなど、クライアントの戦略に応じた原料調達をサポート可能です。
加えて、40年間で3万件以上の相談実績を誇る、戦略設計アドバイザーが在籍しているのも魅力です。無料で相談できるため、事業の成功を強力に後押ししてくれるでしょう。
コスメシューティカル株式会社

会社名 | コスメシューティカル株式会社 |
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住所 | 東京都港区南青山3-4-6 |
TEL | 03-3478-0368 |
コスメシューティカルは、日本におけるヒト幹細胞培養液の先駆者として、その可能性を広く伝えることを使命とする化粧品OEMメーカーです。
ヒト幹細胞培養液のパイオニア
ヒト幹細胞培養液は肌と相性がいい物質であり、これを化粧品に活用しているのがコスメシューティカルの強みです。しかし、その有効性を最大限に引き出すには高度な技術が必要です。
コスメシューティカルは、独自の培養技術「ローリングボトル方式」により、従来の培養方法よりも約10倍、エイジングケア成分エクソソームを残す製法を実現しています。
機能性原料配合の化粧品が得意
コスメシューティカルが提供する原料は、日本で初めてヒト幹細胞培養液を市場に導入したアンチエイジング社のものを採用しており、高い信頼性を誇ります。
さらに、ヒト幹細胞培養液と相性のよい機能性原料の組み合わせにも強みがあります。独自の処方開発を希望する顧客の、販売戦略の実現をしっかりとサポートするのです。
まとめ
スキンケアOEMメーカーを選ぶ際は、活用できる原料の種類、製造技術、サポートの有無などを考慮して決定しましょう。会社によっては、ヒト幹細胞培養液などの特殊な美容成分を取り入れた製品を扱っています。これを効果的に活用することで、より競争力の高いブランド展開が可能です。また、小ロット対応のメーカーであれば、初期投資を抑えながらリスクを最小限にできます。これにより、市場の反応を見ながらブランドを成長させられるでしょう。本記事で紹介した3社は、それぞれ異なる強みをもちます。いずれも、スキンケア市場への参入をサポート可能な信頼できる会社です。自社のコンセプトに合ったOEMメーカーを選び、オリジナルスキンケアブランドの成功を目指しましょう。